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見滝原市内の、とある高校。 そこに通う一人の女子生徒が、ある日突然失踪した。 市内に連続殺人犯が出没していることもあり、当然の流れとして周囲の人間は事件に巻き込まれた可能性を考えた。 だが数日経つと、奇妙な噂が校内に広まった。 「ねえ、森さんの噂聞いた?」 「ああ、赤と黒の花嫁に魅入られた、とかいうやつ?」 「そう、それ」 「私、詳しく知らないんだけど。何なの、赤と黒の花嫁って」 「都市伝説らしいよ。不幸な死に方をした花嫁が幸せな新郎新婦をねたんで、呪い殺しちゃうんだって。 そして呪い殺された花嫁は、赤と黒の花嫁の仲間になってまた別の花嫁を呪い殺す……」 「怖いけどさあ、森さん関係なくない? 別に結婚したわけじゃないでしょ、あの人」 「でも、森さんこういうオカルト話好きだったし。 それで悪霊に取り憑かれたとか、そういう話になったんじゃない?」 「でも、取り憑いたのが花嫁である必然性はないんじゃないの」 「たしかに……。なんでそんな話になったんだろ」 ◆ ◆ ◆ 「ねんねん~ころ~り~よ、おころ~り~よ~……」 町外れの、放棄された教会。 森宇多子の姿は、そこにあった。 彼女の周りには、複数の女性の影がある。 いずれもウェディングドレスや振り袖に身を包んでいるが、それらは全て汚れ、破れている。 だが、それは些細なことだ。着ている本人たちの体が、醜く崩れていることに比べれば。 彼女達こそが、宇多子が召喚したアサシンのサーヴァント。 都市伝説に飲み込まれた悪霊たち、「赤と黒の花嫁」である。 「もうすぐよ……。もうすぐみんなに、素敵な花婿さんを見つけてあげるからね……」 虚ろな瞳で、宇多子が呟く。 本来の彼女は、物騒な発言で周囲の反発を買うことはあっても、直接的に他者を傷つけるような人間ではない。 だが彼女は自らのサーヴァントに共鳴し、その邪気に取り込まれてしまった。 今や宇多子とサーヴァントの関係は、逆転してしまっている。 サーヴァントに捧げる生け贄を求める従者、それが今の宇多子なのだ。 「ねんねん~ころ~り~よ、おころ~り~よ~……」 物音一つしない教会に、宇多子の子守歌だけが不気味に響いた。 【クラス】アサシン 【真名】赤と黒の花嫁 【出典】サタスペ(ホラーリプレイシリーズ) 【性別】女 【属性】混沌・悪 【パラメーター】筋力:C 耐久:C 敏捷:D 魔力:B 幸運:E 宝具:C 【クラススキル】 気配遮断:B 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 精神汚染:EX 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。 ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 怨念の塊と化した彼女達の心に、人の思いが届くことは決してない。 非現実の恐怖:A 表の世界を生きる者にとっては、現実にいてはならない存在。 一般人がこのサーヴァントを初めて目撃したとき、幸運判定を行う。 判定に失敗した場合、混乱状態に陥る。 偏光:A 遠距離攻撃に分類される攻撃を受けたとき、その軌道をねじ曲げ別の対象に当てることができる。 ただし、対象が「サーヴァント自身の肉体による攻撃が届く範囲」にいなくてはならない。 【宝具】 『赤の花嫁』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:無制限 最大捕捉:1人 アサシンの中核を成す、一人の花嫁の存在そのものが宝具と化している。 効果は男性一人の呪殺。 発動条件は対象の男性についてある程度の情報を得ていることで、条件を満たせば相手がどこにいようと発動できる。 発動後は一日に2回まで対象に四肢がもぎ取られる悪夢を見せることができ(寝ていなくとも、白昼夢を見せる)、 5回目の悪夢で首をもぎ取ることで現実でも対象はバラバラ死体となる。 殺害までは最低三日かかることになり、期間の限られた聖杯戦争で殺害まで持っていくのは困難と言わざるを得ない。 だが途中までの発動でも、相手を消耗させるには充分だろう。 『黒の花嫁』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:― 赤の花嫁以外の花嫁たち。召喚された直後は5人いる。 彼女達に殺された女性はその時点で「黒の花嫁」となり、サーヴァントの一部として取り込まれてしまう。 「赤と黒の花嫁」とは彼女達全員の集合体であり、中心である赤の花嫁が倒されても黒の花嫁が合わせて消滅することはない。 【weapon】 「触手」 肉体の一部。 「偏光」の効果範囲を広げるための器官であり、攻撃力は低い。 【人物背景】 不幸な死に方をした花嫁たちの霊が、都市伝説に縛られ悪霊と化した存在。 都市伝説に同情し詳しく調べていた女性にとりつき、彼女の周囲の男性を次々と呪い殺していった。 その魂は、幸福への渇望と生者への妬みで満ちている。 【サーヴァントとしての願い】 幸せになりたい 【基本戦術、方針、運用法】 宝具による呪殺は強力だが、時間がかかるためメインに据えるのは厳しい。 肉弾戦も決して弱くはないので、数の優位を活かした戦い方を心がけたい。 【マスター】森宇多子 【出典】金田一少年の事件簿 【性別】女 【マスターとしての願い】 アサシンに花婿を与える 【weapon】 特になし 【能力・技能】 「霊能力者?」 霊の声が聞こえると自称している。 ただの妄言なのか、本当に霊感があるのかは定かではない。 彼女がいた世界に、霊という概念が存在するのは事実のようだが……。 【人物背景】 有名予備校「四ノ倉学園」に通う高校生。 眠たげな目つきと口元のほくろが特徴的で、怪しい雰囲気を漂わせる。 学園内で起きた連続殺人事件に対し、「1年前に自殺した生徒・深町充の怨霊が呪い殺した」と主張し、捜査陣を困惑させた。 金田一が彼女と関わったのは一度だけだが強烈な印象が残っていたらしく、 後に他の事件でエキセントリックな言動の容疑者に彼女を重ねる一幕があった。 【方針】 聖杯狙い?
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アサギ ランク:C(B) S/G (ソウルクレイドル 世界を喰らう者) 属性 ・女 ・独身 ・隠しキャラ ・全てのゲームを統べる者 ・人間 敗北条件 S時:アサギ以外の(L)キャラクターが生きていると敗北 パラメータ ESP能力レベル 4 ESPパワー 30 耐久力 5 精神力 7 能力 ・アサギ親衛隊[戦闘前][手下:2] 手下を1人得る。 ・二丁拳銃[戦闘][主要][攻撃][固有] ブラスター二丁所持。 それぞれ任意の対象に攻撃できる。 ・ゼタ本(全知全能の書)[戦闘](S時) ゲート以外の特殊Cカードを発動チェック無しで使用する。 ・主役チャチャチャ[戦闘][主要][攻撃][M](S時) LV:7の攻撃Cカードを利用し、能力名を宣言する。 2D6を振り7以下を出すと、その場の「アサギ」以外の全体に戦艦良綱が超時空銀河波動弾 [LV:7 火力:Cカード]で攻撃し、マスを破壊する。 惑星編の場合、その惑星のマスを全て破壊する。 ・ゲーム乗っ取り[全般][特殊][常動](S時) このキャラクターは通常の改心の効果を受けない。 シートが表向きの(L)キャラクターに止めを刺した時、 死亡するまでこのキャラクターのアライメントは(G)になり、 ESP能力レベルに+1し、ランクに+1の修正を受ける。 また、このキャラクターは死亡するまで(L)キャラクターとして扱われる。 ・アサギEND[通常][特殊] 生存キャラクターがアサギのみの場合、アサギの勝利を宣言できる。 生存しているアサギは勝利する。 解説・動き方 (L)キャラクターが生きていると敗北、というシンプルな勝利条件を持つキャラクター。 しかし、自分が(L)キャラクターに止めを刺してしまうとアライメントが(G)になってしまい、 (E)陣営と戦わなくてはいけなくなってしまう。 動き方としては(L)キャラクターにダメージを与えつつ、 他のキャラクターに(L)キャラクターの止めを刺してもらうと都合がよい。 よって、(E)キャラクターと協力して(L)キャラクターと戦うのが良いだろう。 現在、特殊な例を除いてこのキャラクター以外にアサギはパイルCに存在しない。 よってアサギENDを迎える状況はかなり限られているだろう。 備考 「(L)キャラクターが生きていると敗北」という敗北条件を持つキャラクターとしては アサギは強い部類に位置するだろう。 ただしそれは「ゲーム乗っ取り」という実質デメリット能力があるからだと思われる。 単純な「(L)キャラクターが生きていると敗北」というキャラクターを作るなら アサギよりは弱めに作った方が良いだろう。 このキャラクターへの意見 朝霧アサギちゃんぺろぺろちゅっちゅ -- test (2011-12-10 21 46 00) あーさぎいいーあさぎさまー!さいこおおおお!http //www.youtube.com/watch?v=qo-kjnq90AQ -- tes (2011-12-13 22 50 03) 名前 コメント
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♥ 女の子は、なにでできているの? お砂糖と、スパイスと、素敵なもの。 ♥ 朝。カーテンの隙間から日差しが挿す。 スマホのアラーム音にどやされて、目を覚ます。 眠気の抜けない瞼を拭いつつ、「二度寝しちゃおうかな」なんて考えて。 だけど、それじゃ駄目だから。学校には通わないといけないから。 気だるい身体を何とか後押しして、私――“宮崎すみれ”はベッドから起き上がる。 “お母さん”の呼ぶ声が聞こえる。もう朝ご飯ができていたらしい。早いなあ、なんて呑気に思う。 ここにいる“お母さん”は、きっと本物の“お母さん”じゃないけれど。 それでも私は返事をして、着替えも済ませずにリビングへと向かう。 一日の始まり。日常はいつものように流れる。 朝食をそそくさと済ませて、洗面台の前に立つ。 化粧には、時間をかけるようになった。 ファンデーションで綺麗に白く整えた肌。 マスカラで凛と主張させた睫毛。 自然な色合いのリップで染めた唇。 “あの人”とそっくりなメイクをしていた。 少しでも近付きたくて、始めたことだった。 一度はやめてしまったけれど。でも、結局また始めてしまった。そうするしかなかった。 “あの人”―――“松坂さとう先パイ”の姿を、自分自身に投影していた。 髪を、伸ばした。 “さとう先パイ”と同じように。 髪を、染めた。 “さとう先パイ”と同じように。 私の髪は、腰まで届くほど長くて。 そして、薄い桜色に染め上げられている。 左右非対称の可愛いヘアゴムで、髪の両サイドにお団子を作った。 何度も練習して、先パイと同じように結べるようにした。 そうして鏡の中に映っていたのは、“松坂さとう”に限りなく近付いている私だった。 松坂さとう。かつてバイト先で出会った、憧れの先パイ。 いつも綺麗で、可愛くて、何でもできて。どんな時でも、キラキラしている。 要領だって良いし、大体のことを器用にこなしてしまう。愚図で地味な私とは、全然違う。私は、私を好きになれなかった。 だからこそ、さとう先パイがまぶしくて。気がついた頃には、恋に焦がれていた。 先パイのロッカーを漁ったり、住んでいるところを探ろうとしたり。大好きだから、なんだってやった。 先パイの容姿とか、化粧とかも、真似ていた。 だけど、さとう先パイ。 あの日、あなたは言ってくれましたね。 ありのままでいい。 そのままが、いちばん可愛い。 成長しなくてもいい。 賢くならなくてもいい。 ダメなままでもいい。 生まれたままの貴女こそ、何よりも可愛い。 先パイにそう言ってもらえて、本当に嬉しくて、幸せで。 だけど、先パイのことを怒らせちゃったから。先パイの素性を探ることも、先パイの姿に近づくことも、それ以来やめた。 本当の私。ありのままの私。先パイは、なんの取り柄もない私をそのまま愛してくれる。 もう先パイに迷惑を掛けたくないし、困っているときは力になってあげたい。 そう思っていた。私の心は、さとう先パイに屈服していた。 だってあの人は、“私だけの理想のお姫様”だから。 でも。でも、でも。 先パイは、いなくなってしまった。 先パイが住んでいるマンションで火災が起きた。放火とか、そんな話だった。その翌日、朝のニュース番組が黙々と情報を伝えてきた。 松坂さとうが、亡くなった。 私だけの先パイが。 私の大好きな人が、遠くへ行ってしまった。 茫然とした。唖然とした。何も考えられなかった。 この世界から先パイがいなくなったなんて。 もう先パイと二度と会えないなんて。 どこを探しても、先パイは存在しないなんて。 先パイ。先パイ、先パイ、先パイ―――さとう先パイ。なんでですか。 なんで、私を置いていっちゃったんですか? 先パイが死んじゃうなんて。もう二度と、触れ合えないなんて。 そんなの。私、耐えられませんよ。 後を追うことも考えたけれど。怖くて、手が震えて、結局できなくて。 生きる意味も、死ぬ勇気も掴めないまま。さとう先パイが欠落した世界で、私はひと月、ふた月と、ぼんやり彷徨い続けた。 どれだけの時間が経っても、先パイの喪失を埋め合 わせることができなくて。 先パイがいないことが、つらくて。かなしくて。 私の中で先パイが過去の存在になっていくかもしれないことが、こわくて。 だから。考えて、考えて、考えて、考え抜いた。 先パイは神様に連れていかれた。これ以上、奪われたくなんてなかった。 そして私は、“松坂さとう”になった。 髪。化粧。服装。鞄や小物。下着だって、笑顔だって、全部全部さとう先パイとお揃い。 私の記憶の中にいる“あの人”を、徹底的になぞった。 こんな姿、先パイに見られたらきっと怒られてしまうと思う。 ありのままが一番って言ってくれたのに。そのままの私が大好きって言ってもらえたのに。その言葉を、私は裏切っている。 けれど、想いを抑えられない。さとう先パイは、もうどこにもいない。 だったら。さとう先パイを、この世界に繋ぎ止めないと。 私がさとう先パイに近付けば、さとう先パイはいなくならないんだから。 私の中で、私の大好きなさとう先パイが、ずっとずっと生き続けてくれる。 さとう先パイ。私の愛する人は、こうして永遠になる。 そう信じて、ここまで自分を塗り替えてきた。 家族や友達からも心配された。様子が変だとか。なにかに取り憑かれたみたいだとか。 そんな言葉さえも振り切って、私は松坂さとうをなぞり続けた。 そんな矢先に、私はこの界聖杯に招かれた。 ねえ。 さとう先パイって。 どうやってできてるんですか? あの日の答えは、聞けなかった。 先パイに迷惑をかけたくないから。 先パイに嫌われたくないから。 でも。今なら、少しだけ分かる気がする。 ♥ お姫様は、なにでできているの? ♥ 行ってきます。 制服に着替えて、鞄を肩に掛けて、私は玄関から飛び出した。 見慣れた通学路を歩き出して、空を見上げる。 晴天。澄んだ青空が広がっていた。 頬をなでる風が心地よくて、ふっと微笑みが浮かんでしまう。 爽やかな朝だった。本当に、気持ちがいい。 なのに、心に生まれた隙間だけは、決して埋まらない。 視線を、ふいに落とした。 閑静な住宅街。周囲には誰もいない。 家と家の狭間―――ひっそりとした路地が、視界に入る。 そこにいたのは、一人の少女。 私を見つめて、ぽつんとそこに佇んでいて。 そうしてすぐに、地面の中へと“沈んだ”。 まるで水中へと潜るかのように、彼女は忽然と姿を消す。 見慣れた光景だった。彼女はああして、私を見守ってくれる。 アサシン。私のサーヴァント。 桜色の髪を持った、可愛らしい雰囲気の女の子。 真っ白なスクール水着と扇情的な身体が、最初は衝撃的だったけど。 だけど、話してみれば大人しくて何処かぼんやりとした娘だった。 アサシンちゃんは、“お姫様”に憧れているんだって。 綺麗で、可愛くて、崇高で、尊くて、皆の上に立つ存在。 物心ついた頃からずっと想い焦がれてて、そうして“理想の存在”と運命的な出会いを果たして。 彼女はその人の言葉を信じ続けて、その人の影を追い続けている。 なんだか、シンパシーみたいなものを感じてしまう。 きっとそれは、私にとってのさとう先パイと同じだと思うから。 私の背骨を形作る、絶対的な存在。他の誰よりも特別で、その人を追う為なら何だってできる。 聖杯戦争。 マスターとして招かれた人達が、サーヴァントを召喚して。他のマスターやサーヴァント達と、争いを繰り広げる。 勝ち残った一組だけが聖杯というものを手に入れられる、らしい。 それを使えば、どんな願いでも叶えられる―――私の頭の中に刻み込まれていた情報だった。 お伽噺にしてもけったいな話だったけど、現に私は見ず知らずの場所にこうして呼び寄せられている。 それに、アサシンちゃんだって傍にいる。初めて出会ったときは困惑したけど、今ではすっかり馴染んでしまった。 いつも私のことを気にかけてくれて、頼もしくて。だけど何処かぽけっとしてて、可愛らしくて。 顔立ちもスタイルも、私より全然いいのに。もしかしたら、妹ってこんな感じなのかな。不思議とそんなことを思ってしまう。 私が聖杯にかける願いを持つように。 アサシンちゃんにも、祈りがある。 さっきも語ったように、彼女には“理想のお姫様”がいる。 その人のようになるために、アサシンちゃんは此処にいる。 きっと彼女は、そのお姫様のことがどうしようもなく愛しいんだと思う。 それはもしかしたら、好きっていう気持ちなのかもしれない。 『ねえ、アサシンちゃん』 通学路をいつものように歩いている最中。 念話を使って、何気なく問いかけた。 『……どうしたの、マスター?』 きょとんとした声で、アサシンちゃんは聞いてくる。 なんてことはない。ふと思い浮かんだ、世間話だった。 『人を好きになるって、どんな気持ちだと思う?』 そう、ちょっとした会話。 だけどある意味で、私の根っこにある想いの話。 『むずかしい質問』 『ごめんね、急にこんなこと聞いちゃって』 『でも、どんなものかはわかる』 アサシンちゃんは、ほんの僅かに間を置いてから。 透き通るような声を、私の頭の中へと響かせる。 『……その人で、心がいっぱいになる』 淡々と、彼女はそう語る。 『その人の言ったことが、ぜんぶになる』 言葉に乗せられた仄かな感情を、私は感じ取る。 『そういうことだって、思う』 彼女の答えを聞いて。 私の口元は、自然に微笑んでいた。 ―――やっぱり、アサシンちゃんは私のサーヴァントだ。 そんなふうに、思ったから。 さとう先パイにまた会えたら、謝りたい。 先パイの言葉を裏切って、ごめんなさい。 先パイとの約束を守れなくて、ごめんなさい。 私は、そのままじゃいられなかったから。 そして、改めて伝えたい。 さとう先パイ。おかえりなさい。 愛しています。大好きです。 さとう先パイを、取り戻す。 そのためにも。私は、絶対に聖杯を掴みたい。 今までは、私が繋ぎ止めるしかなかった。だけど、奇跡があれば、先パイは必ず帰ってくる。 だから、勝たなきゃいけない。 界聖杯の東京は、いろんな世界が入り混じっているらしい。お母さんや学校の友達もそうだけど、顔を知っている人達が何人かいた。 元の世界といっしょ。だけど似て非なる存在。きっとパラレルワールドというものだと思う。 もしかしたら、ここには“さとう先パイ”もいるのかもしれない。 でも、それは先パイじゃない。 あの時いなくなった、たった一人の存在。 それこそが、私の恋い焦がれたヒトだから。 ニセモノの先パイなんて、いらない。 だから、ここで“さとう先パイ”と出会ったとしても。 私は、聖杯を求めることをやめたりなんかしない。 あの日、あのマンションでいなくなった彼女を取り戻すために、私はここにいるんだから。 『学校、行ってくるね。アサシンちゃん』 『うん。いってらっしゃい』 家族のように、そんな和やかな会話を交わして。 私は、日常へと溶け込んでいく。 胸の内に、願いと想いを抱え込みながら。 ♥ 気高いお姫様は、甘い甘いお砂糖と。 沈むような想いで―――できているの! ♥ 【クラス】アサシン 【真名】スイムスイム@魔法少女育成計画 【属性】混沌・善 【パラメーター】 筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:C+ 【クラススキル】 気配遮断:B+ サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 自らが攻撃態勢に移るとランクは大きく落ちるが、後述の宝具によって地面などに“潜水”している最中に限り戦闘時のマイナス効果が半減される。 【保有スキル】 魔法少女:B “魔法の国”の試験官によって選抜された魔法少女のひとり。 魔法少女に変身することで肉体的・精神的に頑強となる他、それぞれ固有の魔法を行使することが出来る。 聖杯戦争においては常に魔法少女の状態のまま固定され、気絶などの強い衝撃を受けても決して変身は解除されない。 自己暗示:A+ 《スイムスイムにとって、“ルーラ”とは憧れだった。》 《彼女の姿は、夢の中で思い描いていた“お姫様”そのものだった。》 アサシンの根幹を形成する狂信。彼女が解釈し、信じ続けた、理想への妄執。 同ランク以下の精神干渉をシャットアウトする他、暗示によって自己を強化することが可能となる。 「憧れのお姫様/ルーラになる」―――アサシンは無垢な信仰を反復することにより、戦術・策謀・暗殺・奇襲においてステータス以上の卓越した能力を発揮する。 カリスマ:E 小規模な集団を率いる才能。 自身が指揮をする集団戦闘において味方の能力を僅かに向上させ、策を弄す際にはクリティカル判定の成功率も増加する。 ただし集団の士気を上昇させることはできない。孤独な信仰を徹底的に内面化させたアサシンは、古今東西の英傑のように他者を先導する能力を持たない。 【宝具】 『どんなものにも水みたいに潜れるよ』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 アサシンの固有魔法。文字通り、どんなものにも水中のように潜れる。 魔法が発動すればあらゆる物質を擦り抜け、地中や壁面などへ自由自在に潜行して泳ぐことができる。 擦り抜けられる物質に際限は無いため、魔法を敵に対して発動すればあらゆる物理攻撃を“透過して”無効化できる。 ただし音や光などの“波”まで透過することはできない。魔法自体もあくまで物理的に擦り抜けるだけであり、魔術や異能などの特殊効果を必ず凌げる訳ではない。 『私だけのお姫様(ルーラ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大補足:5 アサシンによってその名を付けられた薙刀型の武器。彼女が散った後は“魔法少女狩り”の手へと渡り、多数の悪党魔法少女を制圧してきた。 “魔法の国”製の武器であり、あらゆる攻撃を以てしても破壊することができない。 数多くの魔法少女を殺傷・無力化してきた逸話を持つことから、魔法少女や魔法使いなど魔術に纏わる属性を持つ者に対して追加ダメージを与える。 【weapon】 宝具『私だけのお姫様(ルーラ)』 【人物背景】 N市の魔法少女選抜試験に選ばれた候補生。 本名は坂凪綾名。7歳の小学一年生であり、N市の試験において最年少の存在だった。 常に大人しく感情を表に出さないが、内面では“お姫様”に対する強い憧れを持つ。 同じ魔法少女候補生であるルーラを理想の存在として仰ぎ、他の仲間達とともに彼女に従っていた。 ルーラの言葉を信じ、ルーラの思想を学び、ルーラのようになることを望んだ。彼女の教えを忠実に守り続け、その果てにスイムスイムはルーラの殺害へと踏み切った。それこそがルーラの教えを実践する手段であると悟ったから。 そしてスイムスイムは“理想のお姫様/ルーラ”になるべく、凶行へと突き進んでいくことになる。 【サーヴァントとしての願い】 誰よりも美しくて、誰よりも偉大なリーダーで、誰よりも素敵な“お姫様”―――今度こそ、ルーラになる。 聖杯戦争に勝ち残ることで、それを証明する。 【マスター】 宮崎すみれ@ハッピーシュガーライフ 【マスターとしての願い】 松坂さとうを取り戻す。 【能力・技能】 地味で不器用で、いつだって上手くいかない。何処にでもいる、ただの女子高生でしかない。 だけど、“さとう先パイ”への愛だけは本物。 【人物背景】 メイド喫茶でバイトとして働く少女。通称“すーちゃん”。 「自分の事がずっと嫌だった」「クズで生意気で、誰にも好きになってもらえない」と語るなど、自身への強いコンプレックスを抱いていた。 それ故に容姿も振る舞いも完璧な先輩の松坂さとうを慕い、彼女に対して病的に執着している。 ロッカーを物色してさとうの化粧や下着などをそっくりそのまま真似し、住所などの家庭環境に踏み込もうとするなど、ストーカー紛いの異常な行動に及んでいた。 一度はさとうを問い詰めようとするも逆に丸め込まれ、釘を刺され、彼女に嫌われたくない一心で精神的な服従へと至る。 時間軸は最終話から数ヶ月後。 松坂さとうの末路を受け止められず、彼女は精神の均衡を崩した。 髪型も、髪色も、化粧も、服装も、鞄や小物も。今の宮崎すみれは、松坂さとうの姿を徹底的に模している。 そうすることで、自身の中でさとうを繋ぎ止めていた。彼女から認められた“ありのまま”では、もういられない。 【方針】 アサシンと協力して勝ち残る。 もしも、この場に“さとう先パイ”がいても。 私にとっての先パイは、元の世界のマンションでいなくなった“松坂さとう“だけ。
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イビルアイ・アサシン イビルアイ・アサシン ユニット-ゴルゴン 使用コスト:黒1無3 移動コスト:黒1無1 パワー:2000 スマッシュ:1 クイック 即死レベル5(このカードが使用コスト5以下のユニットにバトルでダメージを与えた時、そのバトル終了時に、そのユニットを持ち主の墓地に置く。) 魔獣の群れに対抗するために、ラインハルトはゴルゴン族を招集した。味方より多く敵を倒してくれることを祈りながら。 黒の即死持ちユニット。 同能力を持つユニットの低コスト版にイビルアイ・シャーマン、高コスト版にイビルアイ・プリズナーがある。 バトル・ダメージ?の応酬が解決された時に、このカードが「スクエアからスクエア」以外のゾーン移動をしていた場合、能力は誘発しない。 収録セット ファースト・センチュリー ベーシックパック(052/200 アンコモン) イラストレーター 槻城ゆう子?
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東京都豊島区池袋、池袋駅の周辺。 副都心のひとつに数えられるこの地区は常に人でごった返している。 平日でも休日でも。昼といわず夜といわず。朝も昼も夜も関係なく。 道を埋めつくすほど溢れかえる人、人、人の群れ。 遊びに行くため。仕事を務めるため。 そこを目的地にしている者。ただ通り過ぎていく者。 職業も理由も様々な人がこの一地区に集まって、擦れ違っては消えて行く。 誰も隣り合う他人に関心などない。生半可な奇抜さや個性では人の波は止められない。 大多数の変わり映えのない普通の人同様に、その少女もまた、孤立することなく流れの一部に溶け込んでいた。 少女は、普通の人だった。 変哲のない学校に通う高校生であり、級友とも仲が良いありふれた関係。 整った顔立ちで同年代よりも幾分大人びた雰囲気を持ち、思わず異性が見惚れる艶めかしさを見せることがあるが、 それも人並み外れたというわけでもない、普通の範疇に入る美貌の少女だった。 未成年ながらステージに立ち、煌びやかな衣装を身に纏い、歌と踊りで観衆を魅了する、 テレビで顔を見せる機会も少なくない人気を博するようになった、アイドルという職業であっても、 正しい社会の一部として受け入れられてる、普通のアイドルだった。 手品などではない本物の魔術を身に着けてるわけでもなく。 公にできない裏の顔を隠してるわけでもなく。 現実を覆したいと狂おしいほどに叫ぶ渇望を抱えているわけでもない。 速水奏という人間は、いたって普通の少女であるのだ。 ―――たとえこの東京に呼び出された、サーヴァントを召喚したマスターという立場だとしても。 ◇ ◆ ◇ 「――――――はぁ」 自宅に帰り、自分の部屋の椅子に座ったところで深い息をする。 胸の奥に溜まった澱を吐き出すような、深い息。 ただ歩いただけだ。いつも通りの道を。 外に出て、学校に行って、帰って来ただけ。 途中池袋に寄り道をしたが、それだって日課になるほど行き慣れた場所だ。緊張する理由もないはずだ。 「――――――」 そうだ。緊張ではない。これは緊張していたのではない。 誰かが襲ってくるかもしれないと、知らず神経が張り詰めるほど日常に恐怖を抱いていたということ。 学生なら一度くらいは妄想したこともあるかもしれない笑い事。ただ今回はまったく笑えない。 隠しようのない事実として。いずれ起こるだろう未来として。 想像してしまえば笑えるはずもない。恐怖が拭えるはずもない。 独りきりでいる部屋は監獄に入っている気分にさせる。 一番安全と思っていた場所が浸食される。心の依り所を失うのは恐ろしい。 「ねえ。いつまで隠れているの?」 だから、声をかける。 「二人きりでいる時くらいは顔を見せてって、そう言ったでしょ?」 奏しかいない部屋で。何もない虚空に向けて、喋る。 これが安心を求めて空想に同居人を生み出したのならば、哀れと受け取れるだろう。 しかしそうはならない。自己の意思でなくとも奏はマスターであり、そこには必ず付き従う者がいる。 その声に応えるように。 すう、と。 影が映った。 細く長いポールを映したような人影。 しかしこの部屋には影と同じ形をした実像はない。 人から切り取られた影だけが、物質的な重さを持って生まれたと錯覚させる。 そう錯覚。その英霊の性質。存在の在り方が影そのものであるために起きた錯覚。 現れた実体は確かに肉のある人の姿だ。外面は、人の姿をしている。 それは、年若い娘の姿をしていた――― 瑞々しく、しなやかな女の体だった。 年の頃は十代の後半か。目の前にいる奏とそう変わるまい。 褐色の肌にぴったりと張り付いた黒衣は均整の取れたプロポーションをありありと見せており、意図的なまでに女らしさに満ちていた。 異性ならずとも目を引かれるであろう肢体。事実女性の奏の体はその女を見るたび潤とした熱を感じていた。 アイドルとしての視点で見ても十分なまでに魅力がある。自分のプロデューサーが見たら即座に名刺を渡しスカウトするだろうな、と、別のところで感想を抱いた。 しかし一点、女には特異な部分があった。 それが女の雰囲気を損ねないのもまたひとつの奇妙だが、やはり目に留まるには違いない。 髑髏の、面だ。 女の貌の目元から鼻、人を最も印象付けるパーツのある箇所に、髑髏の上顎を模した仮面が貼り付いていた。 個人の特徴―――パーソナリティをごっそりと抉られたが如き、玲瓏の能面だった。 「それも、外して……ね」 奏は指示する。 女は従い、面に手をかけ、外した。 露わになった貌は、変哲のない人の表情(もの)だった。 あどけなく、整った少女のもの。可愛らしく、綺麗だがやはりそれだけで。 隠すような、後ろめたさのあるような背景があるとは、感じさせなくて。 「うん、やっぱり」 微笑む。 朝学校に行ってからぶりの笑顔だった。 やっと元の居心地のよさを取り戻した部屋で、安心した声で、 「そっちの方が似合ってるわね、アサシン―――」 女の名を呼んだ。 暗殺者を意味する言葉を、長年の友人として語るように。 ◇ ◆ ◇ アサシンの英霊、ハサン・サッバーハ。その十八ある代表のうちの一。 かつての"静謐のハサン"と仇名された私は、自分のマスターをじっと見る。 美しい少女だ、と思う。 整った顔立ち、清澄な空気を纏わせる肢体。甘さのある声色。 無論生前自分が仕えてきた、あるいは暗殺のため潜入した王朝に控えし王妃なり侍女には彼女を超える美貌の持ち主はごまんといる。 数多の英霊の中には、ただ"美"であるというだけで魔術にも等しい神秘をもたらす者もいると聞く。 それに比べれば彼女は実に平凡、ごくごくありふれた偶像。頭に"それなり"がつく程度でしかない。 「……うん、そうね」 それでも、だ。 私はやはり少女を美しいと思う。 それは顔や声、身振りからの判断ではなく、 「やっぱりしっくりこないわね、アサシンって名前は。単に私が言い慣れてないだけだけど」 自分を恐れずにいてくれる、その在り方に、だろうか。 「何か、別の呼び方はないのかしらね。真名……っていうのは駄目なんだっけ?」 「はい」 「そっか……じゃあ、ん……中東風?なんてのは私には分からないし……」 ……ほんとうに、恐れていないはずはない。 事実召喚されてはじめて見えた際の少女の様子は、突然の事態への驚愕と、得たいの知れぬ―――魔術師ならぬ身ですら漠然とだが肌に障る感覚――― への恐怖の感情が出ていたのが明白だった。 聖杯戦争の概要を伝え、純然たる殺し合いという法則(ルール)を教えた時。 彼女が"自分に触れる"という危険を冒さないように―――己の宝具の能力を教えた時。 隠す余裕すらもない、嫌悪と吐き気を催した表情に怜悧な顔を歪めたのを知っている。 それでも。 「ジール、とでも申してください」 「ジール?」 「影、という意味です」 「そう……ええ、合ってると思うわ。貴女らしいと思う。 あ、悪く言ってるわけじゃないのよ?影がある女、って意味でね。素敵な響きと思わない?」 こうして微笑んでくれる。 私と、私の背景にある戦いへの恐れを押し殺して、こうして語りかけてくれる。 嗚呼。なんという健気さ。なんといういじらしさ。 我が腕は子を抱くことも産むことも生涯叶わぬ身。だからこそ私は子女は慈しむ。 その子女が私に向けて配慮を示してくれる。薄い、ささやかな慈しみを向けてくれる。 自分を裏では疎み恐れ、表ではへりくだった笑みを浮かべる輩は生前幾らでもいた。元よりそうした者以外の記憶はほぼない。 彼女はその逆。心に拭えない暗い思いを秘めながら、一個の人、話し合える関係だと認め、歩み寄ってくれる。 あの時。 私の意思を有し彼女の前に現界を果たした時、"殺してしまわなくて"よかったと心から思う。 もし、召喚者が男であれば一見してこの毒(み)に魅了されてこの身(どく)を求めていただろう。 もし、召喚者が一角の魔術師であれば、私は期待を抱いてしまっただろう。 或いはと、この方ならば我が身に触れても死さぬ運命の光であると、手前勝手に信じてしまい。 凶悪な毒の息(ポイズンブレス)と化した口付け(キス)を交わしてしまっていただろう。 女であるがゆえに、魔術師ではないがゆえに。 "この方ではない"と、早々に勘付くことが出来た。 サーヴァントが現世に留まるための寄る辺、要石であるマスターを自らの手で殺めることにならなかった。 これこそ今回の聖杯の導きの成せるわざであろうか。 魔力を持たぬ、サーヴァントへの支援を行えない貧弱な命があるじであるがゆえ、私は今もここにいられている。 不運としか言えないはずの巡り合わせは流転して、望ましい結果を生んでいた。 「それでジール、どうだった?もう……始まってるの?」 鈴を鳴らすのに似た音。 微かに震えた声であるじは問う。 暗殺者である私は直接での戦闘ははっきり言って苦手の分野だが、こと敏捷、身のこなしにかけては三騎士にも比肩する。 加えてサーヴァントクラスごと与えられるスキル・気配遮断の能力と併用すれば、諜報と斥候の分野においては最も向いた成果を挙げられる。 この二日間、東京中を駆け回って敵勢力の状況の次第を発見観察してきた。 東京という街は広く、人口の密度も非常に高いため捜索には難儀した。時には実体化し変化の能力で姿を変え裏事情に詳しそうな――― 即ちは裏家業に属する人間達から情報を得た事もあった。 特にサーヴァント同士の戦闘という目立つ波長には、他のアサシンの存在を念頭に入れつつも積極的に諜報にいそしんできた。 その旨はマスターにも伝えてある。最低限の自衛行動として承諾をもらった。 「本格的な開始は今しばらくの時を置くかと。ですが幾ばくかでの戦闘の形跡は確かに。 公にされている、無辜の人々を連続して殺めた事件……あれもその被害の一端と思われます」 「……死んだ人は?」 「いません。私が確認する限りにおいては」 嘘だ。何の抵抗もなくするりと吐いた。 騙し、誘い、殺すことを生業とする私にとって嘘は常に共にある。この貌も、言葉も、仕草も、全ては偽りでしかない。 私が隠したのは戦果だ。敵を減らし、命を奪ったという戦果。 魔術師であるマスターを一人、他のサーヴァントとの戦闘中に仕留められたのは僥倖だった。 身を隠して安全を確保しながら戦闘を眺めていた男に近づき姿を見せ、精神防御を抜いたのを確信し、朦朧とこちらに伸ばしてくる手を取って舌を入れる。 英霊を正常に運用させている魔術師だけあって、そこそこに魔力を貯蔵することができた。 異変に気付いたサーヴァントも隙を突かれ敵に討ち取られた。成果としては上々だろう。 やはり魔力を持たぬマスターでは我が身の霊体の霧散の抑制・維持には些かの負担がかかる。それ以外での補給方法は必須だ。 あるじ同様の一般人とはいえ、数を揃えて魂を喰らえば幾らかの足しにはなる。 一般人の大量虐殺という愚を犯したサーヴァント、恐らくはバーサーカーだろうか。その狂乱に乗じて自分の存在を隠蔽するのも容易かろう。 ……もっとも、今はその方法は実行していない。 我があるじは極めて善良なひとであり、私が無辜の人の命を奪っていると知ればひどく嘆き悲しむと理解してるからだ。 魔力の問題についてはやはり隠した方がいいだろう。一応は説明したが、魔術についての知識がなければ要領を得ない、ぼかした程度にして煙に巻いてある。 暫くは予選期間で軽率に動いたマスターや、本戦からあぶれた魔術師に狙いを定めることにしよう。効率の点でもそちらがいい。 「……あるじは今まで通り、普段通りに生活するのが宜しいでしょう」 椅子に座るあるじを見下ろす位置で私は立ち尽くしている。 迂闊に家具に触れて毒を残留させてしまわないように。 「迂闊な動きをすればマスターであると気取られ、サーヴァントを向かわせられてしまいます」 あるじとの間には人ひとりが手を広げて入り込めるだけの距離を開けている。 ふと感情を抑えきれず、隣り合う細き指に手をかけてしまわぬように。 「我が身は暗殺者。英雄と直接顔を見え武を競う覇者にはあらず。それは下策であり、不得手であるが故」 決して風上には立たない。 万が一にも窓が開いて、己の体臭が風に乗って届かないように。 「それで、いいの?」 「いいのです」 私は考えた。 おこがましいこととはいえ、仮にも教団の長として籍を置いていた経験を駆使して。 あるじを傷つかせず、私は勝利に手を伸ばすための策を。 私―――ハサン・サッバーハは暗殺者。 あるじ―――速水奏はただのアイドル。 単純な駒として見れば弱卒この上ない組み合わせ。 ゆえに単純には見ない。盤上ではなく、盤外に駒を置く。 「私は忍び、貴方は関わらない。 勝利に最も近く、生存にも一定以上望みがある方策です」 魔力の気配を消失できるアサシンに魔力を持たないマスター。 こう捉えれば、見えない敵としての側面が生まれてくる。 暗殺者としてこれほど便利な立場はない。狙われる側にとってこれほどの脅威はあり得まい。 多数のサーヴァントが入り乱れるこの聖杯戦争で、この戦術は確かな効果を得られるものだと私は計算した。 少なくとも私の能力ではこれが限界だ。もし仮に他により良い手段があったとしてもそれは叶うまい。 何故なら。 「……私では、あなたを庇い立てすることすらも、叶いませぬ」 暗殺者として腕を磨いた私にはどうしても出来ないことがある。 勇猛果敢なる戦士といえど毒を含ませれば死に至ろう。幻想に生きし魔獣幻獣の類であろうと仕留めて見せよう。 あらゆるものを殺せてしまう私に不可能なこと。それは何か。 自問するまでもない、答えはとうに出ている、 それは―――守ることだ。 だって、必要がない。 山の翁に求められるなのは如何に殺すべき者を殺せるか。その手腕の是非のみ。しくじれば即座に舌を噛み自害するが定め。 強固な防備を見抜き標的の居場所へ侵入する術を知るが故に、逆算して敵の攻め手を封じることは可能だろう。 だがそれは直接的な守護とは違う。我が身を盾に大切なものを庇護する―――そんな行動は教えられたこともない。 まして、私のこの身にとってはそんな真似など。許されるはずもない。 狙いすました凶刃から引き離すため抱き上げれば、その瞬間彼女の体は激痛に襲われ死に至るだろう。 襲い来る猛火から護ろうと前に出れば、焦げた肉の匂いだけで彼女の感覚中枢が停止するだろう。 飛び散る血、呼びかける声、それらは全て守りたい者への毒となるのだ。 そう、全てはこの毒身があるために。 私がいるせいで―――――― 彼女にも、孤独を強いてしまっている。 私でなければ、彼女は庇護されるべき存在なのだ。 サーヴァントは願いのため聖杯戦争に招聘される。しかし誰もが他を踏みにじる悪鬼羅刹の如し、というわけもない。 戦場で勲を立てる勇士。弱者を労り、正義を成すような、騎士道の持ち主。 彼らは無辜なる者の命を徒に奪うことをよしとはしない。少なくとも、迷いは抱く。 望みを持たず、力のない彼女を見たならば。悪を討ち平和を願う、正義の味方のような英雄なれば。 憐憫を抱き、儀憤し、持つ剣を収めた空の手を差し伸べる希望も、けして諦観するほどの確率ではないはずだ。 しかしそうはならない。現実は覆らず、非情である。 彼女のサーヴァントはアサシン。闇に潜み、夜に溶け、寝首を狩る不貞の徒。 まして我が名は静謐のハサン。山の翁ハサン・サッバーハの数ある代表の一人。 色香で男を惑わし、全身に染み付いた宝具で差し伸べた手を侵す毒の娘。 いかな熟達した魔術師であろうと、忍び寄って数秒触れれば死を与えられる暗殺者(アサシン)に。 初歩の魔術の心得もない、まったくの無知なる無力のマスターに。 背を任せ、まして信頼など、結べはしない。 「ねぇ、ジール」 呼ぶ声がした。 私の名前。此度限りの、偽の名称で。 「私いま、とても不安なの」 顔を俯かせ、か細い声が喉から漏れる。 私のような演技とは違う、心からの弱音が聞こえる。 「聖杯とかそういう神秘的なものは魅力を感じるけど。殺し合いとか……そんなのは無理。 私が私である限り、私がアイドルである限り、とてもじゃないけどそんなことは出来ない」 「貴女が突然空から降って来た友達で、こうやって永遠にいられ続けられたらそれは幸せな夢だなと思うけど……無理なのよね。 夢はいつか、醒めるものだから」 「不安よ。不安で、不安で、不安で……とても怖い。今すぐ涙が零れて、何もかも投げ出して自分の世界に閉じこもってしまいそう」 潤む瞳が、私を見た。 御伽噺における真実を示す鏡が如く輝きに、偽の貌が映し出される。 ほんの少しだけ、見つめ返すことに躊躇する。仮面を被ってないのがいつになく気になって。 「そうならなかったのは、ジールのおかげ」 微かな笑み。 私はもうこの間、眼を離すことが出来なくなった。 「あなたがいて、私を見捨てないで、こうして一緒にいてくれるから」 「触れることが出来なくても、こうして私を見ていてくれるから」 「だから、私もあなたを見ていられるの。少しだけ、前を向いていられるの」 「生きて元の場所に帰りたい。私が願うことは変わらない。けどもうひとつ出来たの、願い。 ううん、願いなんかじゃなくて、ただの小さな、星に掲げるような小さな祈り」 私のような褐色のない、陶器のように白い肌の手が持ち上がる。 伸びた手は私の延長線にぴたりと止まり、五の指先がその先の虚空を掴むように開く。 「……あなたに、触れたい」 この時ほど、私は自分にあった自制心を讃えたことはなかった。 生前の、初めての仕事に際して見聞きもない男の閨に入り込んだ時ですらこんな緊張はない。 汗のように噴き出す感動を、今すぐその手を握り胸を抱き唇を重ねたい情動を、必死に耐えて。 召喚されてこのかた彼女には教えていない、私の願い。 触れても死なず、倒れず、微笑みを浮かべてくれる誰か。 それを体現しようとする少女を前にして、呆然とする。 触れてあげたい。触れてはいけない。 触れてしまいたい。触れられはしない。 この瞬間が永遠であってほしい、はやく終わってほしい。 ふたつの矛盾。相克する煩悶が胸を締め付ける。 やがて、あるじの手が下ろされて、同時に私の金縛りは解かれた。 数分。いや数秒だったのか。 時の経過の感覚も忘れるほど私の頭は白滅していて。 立ち上がって荷物をバッグに詰めていく姿を見ているしかできない。 「とりあえず、あなたのいう"いつも通り"をしてくるわ」 速水奏の言ういつも通り。 都心にあるプロダクションに向かい、歌と踊りのレッスンを繰り返し、いずれ観衆にその結実を披露する日を待つ。 ああ。たとえ天上の歌姫には至らずとも、汗を振りまいて踊り抜けば観衆の誰もが息絶える己とは違い。 彼女の歌い終えた後の舞台には、鳴り止まぬ拍手と歓声に包まれるのだろう。 ふと、机に放置されている紙面に目がついた。無数の音譜の並んだ楽譜だ。 常に暗殺の恐怖を感じ、猜疑心に怯える領主や王を殺害せしめる数多の手段には、言葉による誘惑も含まれている。 楽師の奏でる音に乗り喉から上げた声は聴いた者の神経を麻痺させ、確殺になる閨への誘いの布石にもなる。 サーヴァントに与えられた現代の知識と統合すれば、書かれた譜面を読み解くのは手間のかからない工程だった。 そして脳内で汲み上げた歌詞がここ最近あるじが諳んじていた鼻歌に酷似しているのに気づき、今まさに部屋を出ようとしている背中に呼びかけた。 「奏さま」 「えっ?」 「忘れ物です」 直接手渡すことはしない。あくまで口頭と目線で取りこぼしを伝える。 何故か、あるじは大層驚いた様子でこちらを見ていた。 「あ、ありがと……ふふ。はじめて呼んでくれたのね、名前」 そう言って微笑みを見せて、今度こそ部屋を後にした。 ◇ ◆ ◇ 仮初の肉であるサーヴァントを熱源とは認めないのか、あるじの失せた部屋は急速に冷めた空気で包まれる。 私もいつまでも留まっているわけにはいかない。一刻も早く役目を果たさなければ。 敵の姿を捉え、人知れず命を奪い、繰り返し。彼女をいるべき世界へ送り還す。これ以上無駄な時間は割けない。 そして願うのだ。そして叶うのだ。 「……唇は……喋るためじゃなく……」 なのに、私の体はまだ消えない。 記憶に焼き付いて離れないメロディを口ずさんでいる。 「君のために……Kissするために……咲いている」 霊体化して気配遮断するまでの十秒間、私は歌を止めなかった。 ◇ ◆ ◇ 【クラス】 アサシン 【真名】 ハサン・サッバーハ(静謐のハサン)@Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 【パラメーター】 筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力C 幸運A 宝具C 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は不可能に近い。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。 投擲/短刀:C 短刀を弾丸として放つ能力。 変化:B 自分の姿を変える能力。 仮面の下の貌を作り変えられる。 対毒:A 宝具の能力による毒への強い耐性。 【宝具】 『妄想毒身(ザバーニーヤ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~9 最大捕捉:10人 猛毒と化したアサシンの肉体そのもの。 爪、肌、体液、吐息、その全てが致死に至る毒を持つ。揮発した汗さえ緩慢ながらも効果を及ぼす。 特に強力なのは粘膜接触で、口付けしようものならいかな魔術師でも二秒の快楽と引き換えに命を落とす。 英霊として昇華されたことで幻想種さえ殺せるほど毒が強化されている。 自らの意思では毒を制御できず、触れた者には無差別に毒を与えてしまう。 【weapon】 『短刀』 【人物背景】 暗殺教団の教主こと山の翁、ハサン・サッバーハの一角を担う亡霊の一人。 十代後半の、褐色の肌をした瑞々しい少女。見ただけで男を誘惑する色香を漂わせてるが、それは全て暗殺者としてのもの。 能力のせいで生前から孤独を感じ、その渇きを癒すことを強く求めている。 それゆえに自らを山の翁(ハサン)を名乗るのをおこがましいとしている。 【サーヴァントとしての願い】 自分に触れても死なず、微笑みを浮かべてくれる誰か。 あるじは自らに微笑んでくれるが、後は……。 【基本戦術、方針、運用法】 直接戦闘ではなくマスターを狙うアサシンらしいサーヴァント。 他のサーヴァントが戦闘している所を潜り込み、単独でいるマスターを暗殺するのが常道となるだろう。 男性には色仕掛けによって特効がつくので更に成功率が高まる。 反面防戦は大いに不利。アサシンであるのに加え、その毒性故マスターを庇う守り方が使えないからだ。 令呪のサポートが利かないのも覚悟で自分のマスターの存在は悟らせず単独行動をするしかないだろう。 【マスター】 速水奏@アイドルマスターシンデレラガールズ 【マスターとしての願い】 殺し合いは否定。生きて元の世界に帰りたい。 ……もし叶うのなら、誰をも毒に侵してしまう少女に触れてあげたい。 【weapon】 【能力・技能】 アイドルとして歌とダンスを身につけている。 【人物背景】 17歳だが大人びた雰囲気を備えたアイドル。東京都出身。 事あるごとにキスをねだるキス魔。だが実際迫られると狼狽えるなど初心で臆病、繊細なところがある。 ユニットではリーダーを務めることが多い。リーダーシップは高いのかもしれない。 【方針】 普段通り過ごす。マスターと悟られないようにする。 候補作投下順 Back アエ&ミュータント Next 戦艦長門もしくは……
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アサシン:ランクS(あさしん:らんくS) 登場作品 レジェンディア 種族 人族 備考 - レベル 28 HP 3465 攻撃力 防御力 知性 命中 回避 重量 中量級 攻撃属性 - スカルプチャ - 経験値 ガルド 252 属性耐性 - 状態異常耐性 - アイテム アイテム:(%)アイテム:(%) 出現場所 艦橋・上層部(MS) (※基準は戦闘ランクふつう アイテムの数値は落とす確率) 行動内容 小刀を振り下ろして前方の相手を攻撃する。束縛の追加効果。 小刀を突き刺して前方の相手を攻撃する。 当たると爆発する苦無を投げつけた後、すり抜けながら斬りつけて前方の相手を攻撃する。 めったざし/前方の相手を突き刺した後、3連付き→苦無投げ→すり抜け斬りの連携で攻撃する特技。 サイレンス/相手1体を爪術封印状態にするブレス系爪術。 総評 艦橋の上層部に出現する小刀を装備したクルザンド軍兵士。 黒服のアサシン。 能力値はアサシン:ランクAと同じだが、サイレンスで爪術封印状態にしたり、大技のめったざしが追加されていたりとそれ相応にパワーアップしている。 フェンサー:ランクSと組んでの連続攻撃が厄介だが、そこまで強い敵でもない。 ▲ 関連リンク 関連種 レジェンディア アサシン:ランクD アサシン:ランクC アサシン:ランクS
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アサシンスナイプ 新スナイパーで使用できるテクニック。 新スナイパーでは、ロックオンマーカーが表示される距離よりもう数m先まで射撃が届くため、ロックオンマーカーが表示されていない敵にもライフルを命中させる事ができる。 距離は体感にしてロックオンマーカーが切れるギリギリから1~2歩程後ろ。 内部的には旧スナイパーもマーカーが表示されていないMSに射撃をヒットさせられるかも知れないが、新スナイパーのマニュアル操作による当てやすさとは段違いであり、実質できないと思っていい。
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発売日が新しい順 デビルメイクライ HDコレクション アーマードコア 5 バットマン アーカムシティ Red Dead Redemption コンプリートエディション アサシンクリード ブラザーフッド デッドライジング2 ベヨネッタ コメント デビルメイクライ HDコレクション 2012年3月22日発売 PS2で大ヒットしたデビルメイクライ1,2,3をHD化。 デビルハンターの主人公ダンテは謎の美女トリッシュに導かれ悪魔が巣食うマレット島へ足を踏み入れる。 アクション好きにおすすめの本作。 二丁拳銃と剣を組み合わせて戦う3Dアクション。武器や能力は他にも多数。 DMC1は謎を解きながら進める箱庭アクション。多くのアクションゲームへ影響を与えた名作。 DMC2は打って変わって評価が低い。期待してはいけない。 DMC3は2の反省点を活かしシリーズで最もアクションとコンボが豊富。人気が根強い。 時系列は3→1→4→2なので2はやらなくてもいいかもしれない。DMC4は別売り。 ジャンル スタイリッシュアクション 開発 カプコン 価格 4,990円 オフライン 1人 オンライン なし 対象年齢 C(15才以上対象) 公式サイト http //www.capcom.co.jp/devilmaycry/ 攻略Wiki 動画 ニコニコ動画タグ:DMC,DMC2,DMC3 GameTrailers.com +参考動画を見る 別ウインドウで動画を見る アーマードコア 5 2012年1月26日発売 アーマードコアシリーズ最新作。 様々なパーツや武器を組み合わせてカスタマイズして戦うロボットアクション。 今作は従来の対戦とは異なりチームを編成して領地を奪い合う。 新機能としてオペレーターモードを搭載。 操作とカスタマイズが非常に複雑で奥が深いゲーム。 ロボットが好き、カスタマイズが好きな人におすすめのゲームです。 また今作はFPSやTPSのようなボタン配置になっていて旧作より操作が直感的になっています。 キーコンフィグも可能。 ジャンル メカカスタマイズアクション 開発 フロム・ソフトウェア 価格 7,800円 プレイ人数 オフライン:1人オンライン:10人 対象年齢 B (12 才以上対象) 公式サイト http //www.armoredcore.net/acv/ 攻略 Wiki ARMORED CORE @ ウィキ 動画 YouTubeで検索する ニコニコ動画タグ:ACV GameTrailers.com +参考動画を見る 別ウインドウで動画を見る 別ウインドウで動画を見る バットマン アーカムシティ 2011年11月23日発売 アーカム・シティという巨大な刑務所が舞台のオープンワールドアクション。 バットマンは強靭な肉体から繰り出される体術とハイテク機器によるステルスアクションを駆使して犯罪者と戦う。 アクションの出来が素晴らしいので参考動画を要確認。 ジャンル アクションアドベンチャー 開発 Rocksteady Studios 価格 7,980円 プレイ人数 オフライン:1人 対象年齢 C (15 才以上対象) 公式サイト http //batman-ac.jp 攻略 Wiki Batman Arkham City @wiki 動画 YouTubeで検索する ニコニコ動画タグ:アーカムシティ GameTrailers.com +参考動画を見る 別ウインドウで動画を見る 別ウインドウで動画を見る Red Dead Redemption コンプリートエディション 2011年10月7日発売 完全版:2012年1月19日発売 海外で2010年に発売されレビューサイトで高評価を連発したタイトル。 グランドセフトオートシリーズで有名なロックスターゲームスが作る西部劇。 フリールーム、対戦(最大16人)、協力ミッション(最大8人)とオンラインも充実。 アンデッドナイトメアパックなどのDLCが追加された豪華完全版。 新マルチプレイ「偉人と無頼漢」をボーナスパックとして収録。 ジャンル アクションアドベンチャー 価格 6,090円 オフライン 1人 オンライン 2-16人 対象年齢 Z (18 才以上対象) 公式サイト http //www.rockstargames.com/reddeadredemption/JP/ 攻略Wiki Red Dead Redemption攻略 Wiki 動画 YouTubeで検索する ニコニコ動画タグ:RedDeadRedemption,RDR GameTrailers.com +参考動画を見る 別ウインドウで動画を見る アサシンクリード ブラザーフッド 2010年12月9日発売 シリーズ初の最大8人のマルチプレイに対応した注目タイトル。 群衆に紛れて標的を暗殺し逃走する箱庭タイプのステルスアクション。 舞台は15世紀イタリア、ローマ。主人公はエツィオ・アウディトーレ。 現世と過去が入り交じるSFファンタジー。2の続編。 ジャンル アクション 価格 3,990円 オフライン 1人 オンライン 2-8人 対象年齢 Z (18 才以上対象) 公式サイト http //www.ubisoft.co.jp/acb/ 攻略 Wiki Assassin's Creed Brotherhood 攻略wiki 動画 YouTubeで検索する ニコニコ動画タグ:アサシンクリードブラザーフッド GameTrailers.com +参考動画を見る 別ウインドウで動画を見る デッドライジング2 2010年9月30日発売 廉価版:2012年1月19日発売 無数のゾンビが闊歩する街で生存者を救出する箱庭アクションゲーム。 ホラーというよりギャグ(バカ)ゲーの部類。どっきり怖いシーンはあまりない。 前作の数年後の世界だが主人公やマップも一新されたので前作を遊んでなくても楽しめるはず。 Liveアーケードで2直前のストーリーのCASE 0が配信中。特にプレイしなくても問題はなし。 ストーリーモードを最大2人のCOOPで遊べるのが魅力。 1人で遊ぶなら初代デッドライジングがおすすめ。 ジャンル ゾンビパラダイスアクション 価格 2,990円 オフライン 1人 オンライン 2-4人 対象年齢 Z(18 才以上対象) 公式サイト http //www.xbox.com/ja-JP/games/d/deadrising2/ 攻略Wiki デッドライジング2 攻略まとめWiki 動画 YouTubeで検索する ニコニコ動画タグ:デッドライジング2 GameTrailers.com +参考動画を見る 別ウインドウで動画を見る ベヨネッタ 2009年10月29日発売 廉価版:2010年9月2日発売 初代デビルメイクライを生み出した神谷英樹が作った新アクションゲーム。 主人公は数百年の時を越え現代に復活した謎多き魔女ベヨネッタ。 自らの記憶を取り戻すため立ちはだかる天使達と戦う。 3Dアクションが好きな人におすすめのゲーム。 ベヨネッタのキャラクターが個性的なので好みが別れる。 ジャンル クライマックスアクション 開発 プラチナゲームズ セガ 価格 3,990円 プレイ人数 オフライン:1人 対象年齢 D (17 才以上対象) 公式サイト http //bayonetta.jp/ 攻略 Wiki BAYONETTA@wiki 動画 YouTubeで検索する ニコニコ動画タグ:ベヨネッタ GameTrailers.com +参考動画を見る 別ウインドウで動画を見る 別ウインドウで動画を見る http //www.nicovideo.jp/watch/1266468325 コメント 名前 コメント
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仙人ナルト・火影ナルト特徴注意する技 対策 お勧めサポートキャラ イタチ特徴注意する技 対策 お勧めサポートキャラ デイダラ 仙人ナルト・火影ナルト 特徴 注意する技 速効螺旋丸や覚醒してからの奥義など避けるのが困難な技は複数存在。 対策 お勧めサポートキャラ イタチ チャクラダッシュのカウンターとしての超奥義や 覚醒の須佐尾野からの天照、チャクラダッシュ攻撃など 特徴 注意する技 対策 あまりチャクラダッシュは使わないようにして、相手のチャクラの量が少ない 時を狙ってチャクラダッシュの反撃など、相手の覚醒状態の時までに体力に差 をつけるようにする。 もし覚醒された場合はヒダンやチヨバアなど相手の動きを長時間止めるサポー トキャラを使って時間稼ぎまたは攻撃する。覚醒中は相手は変わり身を使うこ とができない お勧めサポートキャラ ヒダンやチヨバアの長時間攻撃での時間稼ぎ デイダラ トップページ 上へ
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:アルセーヌ・ルパン 【レベル】:70 【アライメント】:混沌・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:30 【耐】:30 【敏】:55 【魔】:15 【運】:50 【宝】:50┣━━━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:国 粋 者 【魔力供給】:210/210┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ _ _ ,斗‐='ニ二” ̄”二ニ'=-ミ __{ \ / `ヽ / { / \/}____ / ./ / ,/ ヽ ヾ }__ / .{ ,' ./ %. % / `ヽ / /^ ] / % ,ハ 〈 . , // .// , , % } } , i ./ /,′ ./| ./ / , '! } ∧ ′ |/ / { ...」.,_| / 'i, ./ } } 'i. リ丁 | , | / /{ |/ 「フT=-A ./ j } } ハ } / | !. ′ | .,. ゙ ;. ゙ⅰ ,.x===ミ/ ‘, /ァァ''T庁⌒} j / | | , | // |! マ{ { ノ }` ‘, ./ ,.斗==-ミ/ ./ ./ | | ′ j//, ゙ | %. V し } ∨ / f ノ ハ ゝ ./ / | | , // 〃 .|ハ { N ヒzzリ ;゙ し / / ./-ミ゙ | | ′ // /,゚ ⅵハ , └</ //^ ノ | | i // ゙ ; ゙/ , / ヾ )x 、__ / r‐/{ % % i. //.‰ ‰,゚ /′ ⌒ 、 ー' / ̄ ̄ ̄`゙'< { % % i. // ‰ . ‰ / ./ /. 〕ト / ( ̄ヾ⌒ヽ. \ \ i ,. ゙; ゙ ., ゙ ‰ ,/ / / .厶イ⌒| ヽ-=7 ./\ ./^\ ∨ }-ミ \ \ i. /. / , ゙ ./ / / r-rr-r≦ {/ ノ 〈 く \,)て ./ ̄ ̄~゚% % \ \ ! {/ { / ./ ./ / /{^ %% % { ___/\)xノ (____{ _ %_ % \ \ | | / / / / ∨)%% % {⌒¨´ ア //_厂∧/ ( `ヽ | \ \ /| |゙´ ./ / / ( %% % { ./ //_厂 ./ \ % | |\ \ / . | | / / / ヽ∧% % { / //_厂 /{ \ %. | |┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【スキル】○気配遮断:B 種別:一般情報収集の成功率を+10%できる。(魂喰いの隠蔽率も+5%上昇)また、行動ターン時襲撃を選べば、相手に対抗スキルがない限り勝率に+10%加える。サーヴァントとしての気配を絶つ完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。本来はもっと高いクラスを持つが、全盛期で呼び出されていないためこのレベルになっている。○心眼(偽) B 種別:一般敵から受ける勝率ペナルティか能力ペナルティを、合計で10点まで無効化する。直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。○仕切り直し:A 種別:一般シナリオ中一度だけ令呪なしで撤退が出来る。窮地から脱出する能力、Aランクならば不利な状況であっても逃走に成功する。○変装:A+ 種別:一般このキャラクターは自身の意思か何らかの対抗スキルによらなければ全ての能力を隠蔽できる。さらに自由自在に表面上の能力を変更できる(クラスも同様)アルセーヌ・ルパンの十八番とも言うべき変装技術。メーキャップや服装を変え、さらに卓越した俳優としての力によって自由自在に姿を変更できる。○怪盗の盗技 種別:一般戦闘終了時に60%の確率で敵陣が所有する任意の礼装を「1つ」奪うことができる。他者の私物を盗むアサシンの技。○救国の英雄ドン・ルイス・ペレンナ 種別:一般最終勝率に+10%の補正を与える。さらに自陣の自身よりLVが低いキャラ×5%の勝率補正を加える。今のアサシンは呼び出された時期のせいで怪盗紳士アルセーヌ・ルパンというよりは…フランス外人部隊の英雄、ドン・ルイス・ペレンナの側面が強く、一種のカリスマに似た力を得ている。○レズレズはホモ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【宝具】○ドベルドゥサン・レーサーランク:C+ 種別:対軍宝具 消費魔力45戦闘時自身がサブにいる時【敏】の値を÷2しないでそのまま合計戦値に加える。メインにいる時に使った場合は【敏】の値が+25される。ルパンが虎の牙で乗ったとされる飛行機。1913年に人類初の時速200キロ超えを実現したフランスの航空機。機体は中翼単葉で、当時としては先進的な設計で、軽量な構造と優れた空力性能を得ていた。○原子力潜水艦”イワノフ”ランク:AorB+ 種別:対城or対軍宝具 消費魔力150or120以下の二つの効果を選ぶことが出来る。戦闘外において使用すると判定が行われ敵の数×(0~30%)の勝率補正を得る。また同様に敵の数×(0~30%)だけ貯蔵魔力を削る。ただしこの効果を選ぶと、自身は戦闘に参加できない。戦闘時に使用すると敵の数×(0~22%)の勝率補正を得る。また同様に敵の数×(0~22%)だけ貯蔵魔力を削る。ただしこの効果を選んだ場合、自身は戦闘においてその他参戦しか出来ない。いずれの効果も敵陣がAランク以上の対城宝具を持っており、その分の魔力を消費すれば無効化される。彼の孫であるルパン三世がショットシェルとの戦いに使ったと言われる潜水艦。……ぶっちゃけソビエト連邦の開発したタイフーン型原子力潜水艦である。射程距離9000kmの潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)R-39を30発放つことで、敵の戦力を削ぐ……アメリカのSLBMトライデントと同等レベルの力を誇る。また弾頭が核爆雷の対潜ミサイル”RPK-2”を22発詰んでいる。なぜ彼が孫のものを使えるのかは…もう一つの宝具が関係しているのだが… エイギュイユ・クルーズ○難攻不落の奇巌城ランク:E~A++ 種別:対城宝具 消費魔力100勝率計算時に令呪1画を使用して使用できる。まず勝率を+20%上昇させる。さらに以下から効果を一つ選択できる・判定によって最終勝率をさらに+0~150%上げることができる。・敵陣営の対軍以上の宝具の効果を半減化する。紀元前より続く宝の宝庫であり、その後ルパンを含めた数々の人間の宝を収容したといわれるルパンの拠点。世界中のありとあらゆる財宝がこの中に収められており、それを射出することが出来る。ちなみにジョコンダ(モナ=リザ)もこの中にある。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛